【デンマーク日記】#12 学校〜第9周目を振り返る。エコノミー〜

今回は学校(Avnø højskoleのHEALTH, HAPPINESS AND GREEN LIVINGコース)の第9周目を振り返りたいと思います!

9週目はEconomy Dimention(経済的側面)について学びました。

資本というとお金を思い浮かべることがほとんどかと思いますが、

資本には8つの形があります。

  1. Social capital(つながり)
  2. Financial capital(財政、金融)
  3. Living capital(炭素、窒素、水)
  4. Material capital(材料、自然資源)
  5. Intellectual capital(アイデア、知識)
  6. Experiental capital(経験)
  7. spiritual capital(祈り、意図、信仰、カルマ)
  8. cultural capital(歌、話、祭事)

今の社会では、お金の側面だけがフォーカスされがちで、

お金に重きを置き過ぎて、さまざまな問題が起きている。

例えば環境問題。お金以外の資本にもっと重きを置いていれば、

魚を乱獲したり、大量消費を実現するために森林を伐採したり、化石燃料に頼り過ぎるなど、

地球の資源(Material capital)を使い過ぎることもないだろうし、

もし、世界の人が全て、今の日本と同じような生活をした場合は、地球2.8個分の自然資源が必要になると考えられています。

https://www.wwf.or.jp/activities/activity/4033.html

WWFジャパン あなたの街の暮らしは地球何個分?

他にも例えば、Social capitalをもっと大切にしていたら、

ブラック企業なんかもなくなるのではないのかと思いました。

地球に優しくみんなが生きやすい社会を目指すのであれば、

お金以外の資本にももっと目を向ける必要があることがわかりました。

それにお金以外の資本にもしっかりと目を向けた方が、

心も豊かになるはず!

お金はもちろん大切。

働いてお金を稼いだから、今デンマークにいることができているし、

今までもさまざまな経験ができてきたし暮らしてこれた。

ですがお金以外の資本にもしっかり目を向けて日々暮らすことで、

日々の選択(何を買うのか、どっちの道に進むのか)も豊かなものに変わるだろうし、

自分の持っている経験や知識といったものを資本であると認識することで、

意外と自分はたくさん持っている!といった満たされた気持ちも生まれてくるのかなと思いました。

資本主義の限界にいる今の社会と、これからどこに人類は進むべきかがわかりやすく書かれたおすすめの本です↓

本当はこの週に修学旅行でクリスチャニア(コペンハーゲンにあるヒッピーの楽園と言われる地区)にいく予定でしたが、雨のため中止に。

学校卒業後もまだデンマークにいる予定なので、帰国までに絶対に行きたい!

その日デイオフになり、またハロウィンだったので、料理上手な生徒の子がかぼちゃのスイーツを作ってくれました。

優しいかぼちゃの甘さと濃厚な感じがとっても美味しかった!

誰かが思いを込めて作ってくれたものは心にも栄養が行き渡りますね。

ではまた〜!

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この記事を書いた人

地球を愛する30歳。
8ヵ月のヨーロッパ滞在を終えて帰国。
と思ったら、潰瘍性大腸炎と診断され、今はゆっくりペースで暮らしています。
自分にも地球にも優しい暮らしを目指しています。
パーマカルチャーガーデンを作って、
自然に調和した暮らしをするのが夢。
今は準備期間中です。

たね日記では、HSS型HSP気質の考えすぎな頭をリフレッシュさせるために日々の気づきを発信しています。

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