こんにちは!
今回は学校(Avnø højskoleのHEALTH, HAPPINESS AND GREEN LIVINGコース)の第10周目を振り返りたいと思います!
10周目の前半は、企業とエコビレッジと家族の3つのグループに分かれて、エコノミーデザインをしました!
私のグループは家族のエコノミーデザインをしました。
とても難しいお題で苦戦しましたが、
普段エコノミーを考える時にお金の側面だけにフォーカスしていたことがよく分かりました。
家庭に流れる資本を、お金だけでなく9周目で勉強した8つの資本を考慮することで、
より豊かな家族関係を築けそうと思いました。
他のグループもお金以外の資本の視点を取り入れたデザインで、
とても豊かで持続可能な企業、エコビレッジをデザインしていて、とても面白かったです!
9周目の振り返りはこちら↓
発表も無事に終わり、
後半は3泊4日の学校最後の修学旅行へ!
学校から車で4〜5時間(休憩含め)の長旅で、3つの場所を訪問しました。
ここで大きな問題が1つ。
行きの休憩時間に寄ったスーパーマーケットにハンバーガー屋さんがあり、
フライドポテトの誘惑に負けて食べたのですが、その油が悪かったのか、
胃もたれになり、3泊4日ほぼずっと胃もたれ状態で過ごす羽目になりました。(涙)
その影響で訪問した場所での説明に集中できず、悲しい状況でしたが…
内容的には盛りだくさんで学びの多い修学旅行となりました!
1日目に訪れたのは、Grobundというところ。
まだ設立途中のコミュニティだそうですが、
大きな工場があり、建設中のタイニーハウスを見ることができました。
起業家のコミュニティでもあるそうで、経済的にも成功しているコミュニティのようです。
公式ホームページ→ https://www.grobund.org/
コモンディナーにも参加させてもらいました。
ディナーの後は宿泊場所のFrilandへ。
Frilandはデンマークで最も古いコミュニティー、エコヴィレッジの1つ。
公式ホームページ→ https://start.friland.org/
どの建物も天然素材とリサイクル素材を使って建てられているそうで、とても魅力的なお家がたくさんありました。
住民の人たちのプロジェクトにも参加しました。私は、建設中のタイニーハウスの壁の色塗りをお手伝い。
最後の夜は、コミュニティーの人たちが食事を持ち寄って、みんなでディナーを食べました。
ディナーの時に住民の人に、
なんでデンマークの人たちは環境問題への関心が高いと思うか聞いたところ、
デンマークでの教育の影響が大きいと思うとのことでした。
受験のため、いい学校、いい企業に行くための勉強だけではなく、
もっと人としての教育、内面に関する部分の教育がされているからでは?と言っていました。
確かに日本の教育は内面へのアプローチが少ないなと思いました。
よりいい学校、企業に入るため、受験に勝ち抜くための勉強。
それは企業にとっては都合のいいことなのかもしれないけど、
本当に幸せな人生にとってはどう作用するのだろう?
最終日はHerthaという場所を訪れました。
障害のある人とそうでない人が一緒に暮らすコミュニティで、
障害のある人も健常者の人と一緒に村内の畑やベーカリーで仕事をしていて、
普通の障害者施設とは違う、もっと開かれていて自立している様子がとても印象的でした。
日本の方がHerthaについて、とても詳しくわかりやすく紹介しているホームページがありました!
→https://loftwork.com/jp/finding/20200522_danish_participatory_design_approach_03
3泊とも、寝袋で大きなホールにみんなで雑魚寝+胃もたれでなかなかハードな日々でしたが、
とても貴重な経験となりました!
そして何より健康が第一と思い知らされた旅でした。(笑)
この後のデンマーク生活、無理せず体に気をつけながら過ごしたいと思います!
ではまた。
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