人は歳を重ねると、
色々な経験や知識が増えてきて、
自信がつくにともない、プライドも高くなる傾向があるように思う。
そして自分が正しいと思うことが絶対だと思い込んでしまっている場合も多い。
そしてそれを否定されたり、
それが正しくなかった場合に受け入れられず、怒ったり、自分とは関係ないと聞かなかったことにしてしまう人もいる。
でもそれってもったいない。
ソクラテスの名言にこんなものがある。
『唯一の真の英知とは、自分が無知であることを知ることにある。』
この言葉、良いなぁと思う。
これまでの海外での経験で、
自分が常識だと思っていたことが、全く違っていたり、
日本とは全く違う暮らしを見たり体験したりする中で、
世界は知らないことばかりで、
自分の知っていることなどほんのちょっとだと実感した。
そしてその知らないことに触れるのが楽しくて好きだ。
また、日本の常識は世界の非常識と言うけれど、世界と日本じゃなく、
日本人同士だって価値観や常識は違う。
自分の知っている事なんて、本当にちっぽけ。
だからこそ、
常に学び続ける人でありたい。
自分が正しいと思い込まずに、
自分と違う意見もまずはちゃんと受け止めたい。
(その上で、その意見を受け入れるかどうかをしっかり吟味する。)
そうすると、自分が見ていた世界がちょっとずつ広がって、視野を広く持てる。
自分の可能性も選択肢も増える。
そもそも、この地球に生まれたこととか、宇宙のこととか、
この体が、心臓が動いていることとか、
謎で不思議なことだらけの世界にいるっていうのに!
高いプライドに邪魔されているより、
自分は無知だと受け入れた方が、人生楽しくないですか?
と言いたくなるような場面がいくつかあったこの頃。
そのことを反面教師にして、
『唯一の真の英知とは、自分が無知であることを知ることにある。』
を胸に刻もう。
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