たね日記 25 〜波長と言葉〜

おととい新たなボランティアの子がきた。

オーストラリア人の男の子。

去年の冬にここに2ヶ月滞在していて、

帰国の前に2週間ほどここで過ごすみたい。

20歳、一回帰国して大学の勉強を終わらせてまたスウェーデンに戻ってくる予定らしい。

もう一人いるオーストラリア人の子も、

スウェーデンでずっと暮らしたくて永住権が欲しいと言っていた。

オーストラリアに生まれたことは感謝しているけど、

将来もずっとは住みたくはないと言っていた。

私はどうだろうと考えてみたけれど、

ずっと住むなら日本がいい。

地震もあるし、台風、大雨の自然災害も増えているし、

賃金は上がらないし、同調圧力を感じるし、

政府は本当によくわからないし、

ルッキズムが強いし、環境問題への意識は低いし…

いろいろ日本に対して思うことはある。

でもなぜだか日本に住みたいと思う。

家族や友達がいるから、もあると思うけれど、

日本の文化、自然、それ以外にも言語化はまだできないけど、すごい魅力というか、惹かれるものがある。

これは日本を離れてもうすぐ7ヶ月で、

外から日本を見ていて、負の側面のリアリティを忘れてしまっているからもあるかもしれない。

実際日本に帰ったらどう感じるのだろうか。

話は戻って、ここから本音ゾーン。

この新しいオーストラリア人の子とは

波長が多分合わない。笑

ここでの滞在の前半のメンバーの雰囲気と波長が私にはとてもマッチしていた。

前半のメンバーは若いけど大人びていて、落ち着いた優しい雰囲気。

みんな謙虚で、周りを常に気にかけていて本当に優しい子達だった。

今はなんというかパーティー感が強くて、ちょっと違う。笑

それもあってこの前2ヶ月共に過ごした子が去ってからなかなかテンションが上がらない。

でも良い子なのは間違いない。

良い子でも波長が合わないって日本でもあった。それと同じ。

これを打破する力がいま湧いてこないのも事実…

ここを離れるまであと数日だし、ここはちょっと流れに身を任せようと思う。

そして明日また新しいボランティアの子がくるから空気が変わるはず。

新しい子が来るたびに、空気が毎回本当に変わるのも面白いなと思った。

私が来た時は変わったのか?そうだったらどう変わったのだろうか、気になる。笑

波長に関しては、年齢は関係ないとこれまで出会ってきた人を思い返すと分かる。

日本人でも、そうじゃなくても、ただ人として波長の合う合わないがあるのがおもしろい。

そうなると本当に、言葉って大事だけど、最重要ではない。

でも波長の合う人と出会った時に、

もっと仲を深めたいと思うとやっぱり言葉は重要。

ってことは、結局言葉は重要だった。笑

でも英語力がたとえ低くても、海外に行くことはできるし、

波長の合う人と出会うこともできる。

英語力が高まってから海外にいこう!と待つ必要はなくて、

行きたい!ってなった時がその時だと思う。

ピースの綾部の本、デンマークに向かう飛行機の中で読んで、励まされた。

これを読むと、英語力のせいにできなくなる。笑

でもポジティブで、自分の魂に従って生きてる姿に勇気をもらえるからおすすめ。


HI、 HOW ARE YOU? [ 綾部 祐二 ]
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この記事を書いた人

地球を愛する30歳。
8ヵ月のヨーロッパ滞在を終えて帰国。
と思ったら、潰瘍性大腸炎と診断され、今はゆっくりペースで暮らしています。
自分にも地球にも優しい暮らしを目指しています。
パーマカルチャーガーデンを作って、
自然に調和した暮らしをするのが夢。
今は準備期間中です。

たね日記では、HSS型HSP気質の考えすぎな頭をリフレッシュさせるために日々の気づきを発信しています。

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