たね日記 19 〜気づきをありがとう〜

この前書いた、数日前にここにやってきた男性(Dとしよう)の話。

違和感はあっていた。

今日ルームメイトの子にDのことどう思う?と聞かれた。

数日の間に話したり、行動を見ていると、Dにはなにか引っかかる部分があった。

彼はコミュニティーを見つけたいと言っているけれど、

なんだか、ただ安くすめて、誰かがいて寂しくなくて、

自分の好きなように暮らせる場所を求めている感じが否めない。

私たちボランティアは、1日5時間の労働の対価として、

寝る場所と食事を提供してもらっているからシンプルだけれど、

彼は労働の代わりに少しのお金を払って今滞在している。

お金を払っているからといって、自分勝手に振る舞っていいわけではない。

シャワーの使い方が汚かったり、

お皿洗いは気づいた人がやるシステムなのだけど、

それを伝えたにもかかわらず自分のしか洗わなかったり、

みんなで食べるコモンミール(夕食)に「今日は自分で用意するから僕の分は作らないで」と言って、

自分で買ってきたパンをトーストしてみんなと同じ席で「パンは最高だよ」と言って食べたり、

(何を食べてもいいんだけど、みんなのために作ってる人のことを考えたら、自分の部屋で食べて欲しい。笑)

あとなぜか毎回ご飯を微妙な後スプーン1杯で食べれそうな量を残したり…

なんか他人へのリスペクトが足りない!!と思う部分が多くて、

数日にもかかわらず地味にストレスを感じていた。

あとはみんなが過ごすリビングルームで誰かが来るのを待ち構えている感じが嫌だ(怖い)。

日中にリビングルームのソファーにDがいるところを通ると、

呼び止められて「今はワーキングタイム?暇ならチルなことしようよ!」と言ってくる。

日中ボランティアは仕事があるからそれぞれ動き回っているのだけど、

Dは暇を持て余しているから構って欲しそうにしている。

(そんなこんなで、リビングルームにいたくない私の30日チャレンジは止まっている笑)

いろんな人がいるけれど、

この出来事からの学びは、

本当の意味でコミュニティーに住むというのは、

コミュニティーに貢献したいという気持ちと、

コミュニティー全体と一緒に住む人、お互いをリスペクトすることがベースにないとうまくいかないということ。

これは家族という一番小さなコミュニティーでも同じ。

彼は社会の仕組みやルール、全てに怒っている。

全ては自分から。人や周りのせいにしていたら、怒りの苦しみから抜け出せない。

彼自身の癒しにはきっと怒りの手放しが必要なんだと思った。

早く気づけますように。

後おそらく1泊するらしい。

色々な気づきを得れたからありがとうD。

後1日心整えて過ごそうと思う。

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この記事を書いた人

地球を愛する30歳。
8ヵ月のヨーロッパ滞在を終えて帰国。
と思ったら、潰瘍性大腸炎と診断され、今はゆっくりペースで暮らしています。
自分にも地球にも優しい暮らしを目指しています。
パーマカルチャーガーデンを作って、
自然に調和した暮らしをするのが夢。
今は準備期間中です。

たね日記では、HSS型HSP気質の考えすぎな頭をリフレッシュさせるために日々の気づきを発信しています。

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